【実例あり】WEB戦略「SWOT分析」を優しく解説【初心者向け】
訪問ユーザーからの成約率96％の実績を上げています。
難しいんじゃない？？
SWOT分析を知りたい！
という課題にお答えします。
本記事を読んでほしい人
・SWOT分析のやり方を知りたい方
上記の方に優しくお伝えしますので是非ご覧ください。
WEB戦略手法である「SWOT分析」を本記事では解説します。
「SWOT分析」はと聞くと難しそうとイメージするかもしれませんが、
「SWOT分析」のやり方は順序あります。
やり方の順序をきっちり行っていくことで簡単に「SWOT分析」が可能です。
では解説していきましょう。
■本記事の目次
２．簡単！「SWOT分析」のやり方
３．注目すべきは「強み」です。
４．まとめ
１．「SWOT分析」とは？
「SWOT分析」の「SWOT」は4つの英単語の頭文字です。
①Strength（強み）
②Weakness（弱み）
③Opportunity（機会）
④Threat（脅威）
の4つからなりたっています。
その詳細は以下になります。
①Strength（強み）について
企業が持っている強みをさします。
経営資源、人、商品、資金、情報、歴史、など
企業が経営をしていく上で「ここは強いよね」という部分です。
それには以下も細分化します。
２．戦術体制・・・営業展開やビジョンにおける戦術的行動の考え方
３．教育体制・・・スタッフの教育や成長における考え方
４．社風体制・・・働きやすさについての考え方です。育児休暇、ボーナス制度、休暇制度、評価制度など
５．組織構造・・・評価制度、上司との関係性、経営陣との距離
６．ビジネスモデル・・・生産力、WEBサイトなど集客方法、事業領域
という「６つの細分化領域」も一緒に分析をします。
この「６つの細分化領域」を全て調べることで、
企業が持つStrength（強み）というものが総合的に分析をすることが可能となります。
②Weakness（弱み）について
Strength（強み）の反対の企業のWeakness（弱み）を分析することです。
分析する範囲は、
１．戦略体制、２．戦術体制、３．教育体制、４．社風体制、５．組織構造、６．ビジネスモデル
の「６つの細分化領域」を同じように抽出していきます。
1つ1つの項目をあぶりだすことで
客観的に企業の強みと弱みを分析することが可能となります。
③Opportunity（機会）について
Opportunity（機会）とは
企業外部の環境でを踏まえて企業が成長する機会があるかどうかを検討します。
コロナが世界的に流行る中で、自社がマスク製造業者であれば、
世の中のマスクニーズが自然と高まったため、売り上げが拡大する
という外部環境における自社の成長度合いを分析します。
④Threat（脅威）について
Threat（脅威）とはOpportunityです。
機会の逆にを分析します。
企業外部の環境でを踏まえて企業が衰退する脅威があるかを分析します。
コロナが世界的に流行ったため、自社商品が全く売れなくなり売上が落ちた。
といった自社外部環境による企業衰退を分析します。
「SWOT分析」は以上の4点を客観的に分析することで
企業の特徴を整理する戦略分析術です。
２．簡単！「SWOT分析」のやり方
「SWOT分析」を行う際には「外部環境」「内部環境」を先に仮説を立てて、
「PEST分析」「ファイブフォース分析」など他の分析手法を
用いながら行うやり方もありますが、正直ややこしく、難しいです。
筆者も毎回、「外部環境」「内部環境」「PEST分析」「ファイブフォース分析」
を行ってから「SWOT分析」を行うわけではありません。
今回は誰でも簡単に出来る「SWOT分析法」ご紹介いたします。
一人でも簡単に「SWOT分析」が可能です。
②カテゴリーごとに分別する
③内容を洗い出す
④内容をまとめる
４つの「SWOT分析法」をご紹介します。
～チームで行う場合～
ファシリエーター、作業員数名が居れば問題ありません。
一人でも「SWOT分析」をこナウことは可能です。
①付箋を用意する
まず、付箋を一人50枚ほど用意しましょう。
↓
付箋を各員に配布しこう伝えます
「自社の特徴を明記してください」と。
「社長が一番」
「売りやすい」
「働きやすい」
「世界で知名度がある」
など何でも結構です。
一人2分を差し上げますので、
2分間で出来る限りの項目を出してください！
出来れば一人10個以上出してください！
スタートッ！
という感じで、参加者に声をかけてスタートします。
②項目ごとに分別する
①で出てきた付箋内容をカテゴリーごとに分別します。
ここでは、１．戦略体制、２．戦術体制、３．教育体制、４．社風体制、５．組織構造、６．ビジネスモデル
の「６つの細分化領域」で分別をしてください。
「売り安い」→ビジネスモデル
「働きやすい」→社風体制
「世界で知名度がある」→ビジネスモデル
という感じで分別してください。
特に時間をかけずに、「これかなぁ」という感じの分別で結構です。
おそらくスタッフでの分析では「社風」「教育」「ビジネスモデル」が多く出てきて、
経営者では「戦略」が多く出てくるでしょう。
分別が終了したら「③内容を洗い出す」に移ります。
③内容を洗い出す
「６つの細分化領域」に分けた付箋を1枚1枚見ていきましょう。
ファシリエーターは、
「社長が一番」という項目に対して
「社長が一番とは、どう一番なんでしょうか？」と参加者に問いかけていきます。
参加者は
「社長の行動がこの会社の顔だ」
「社長が会社を盛り上げている」
という回答に対して
ファシリエーターは、
「どう盛り上げてるのですか？」と内容を深堀してください。
1つの回答に対して2回は深堀り質問をしてください。
より詳細の内容が出てきます。
このように付箋で出てきた内容すべての項目を洗い出します。
ここが一番時間がかかる部分ですが、
しっかり内容を深堀りすることでより精査が高い分析となります。
④内容をまとめる
付箋の深堀りが終了すると次は全員からの意見をまとめに入ります。
３．注目すべきは「強み」です。
これはあるメーカー企業様のこれはある企業様の「SWOT分析」です。です。
付箋で出した項目を
参加者深堀りし、シートに整理した内容です。
この時に参加者様
総務、営業、工場、配送のメンバーでした。
各働き場所がさまざまな方々で「SWOT分析」を行いました。
「SWOT分析」の目的は企業の「強み」「弱み」を客観的に知ることです。
企業を客観的に知ることで、経営戦略を策定していくことが目的です。
同時に従業員全員が、自分が働く組織の現体制を客観的にすることが可能です。
特に経営者は「SWOT分析」から出てきた
内容で変革できるのものが変革する義務があります。
ただし、大切な視点があります。
「強み」だけに注目をされてください。
「SWOT分析」では戦略の改善は「強み」改善に力を注ぎます。
理由は「強み」を「より強み」に改善することは
「弱み」を改善するより簡単で時間がかからないからです。
逆に「弱み」を改善しようとすれば、
時間とお金がかかりなかなか前に進みません。
「SWOT分析」から出た項目改善も優先順位は「強み」から改善を行う
ことを忘れないでください。
図の企業様では「強み」の「６つの細分化領域」が
比較的均等数字としてでてきました。
企業様の中には項目によって数のばらつきがある企業もありますが、
それはその企業の現在の特徴を表しています。
戦略に重きを置いてる企業は「経営戦略」の項目が多くなり
教育に重きを置いている企業は「教育」の項目が多くなります。
「機会」については外部環境が自社取ってチャンスであるならば
そのチャンスを生かして新しい活動を起こしていくかの指標です。
「脅威」は今後企業にとって外部環境が成長の妨げにあるかどうかの指標です。
成長妨げの可能性があるなら先を読んでの対策が必要となります。
４．まとめ
今回は誰でも簡単に出来る「SWOT分析」を事例を用いて説明いたしました。
「SWOT分析」は企業の現状を客観的に分析してこれからの企業をどうしていくのか？
・強みをより強みに変えるためにはどうしていくか？
の行動指標を洗い出す分析手法です。
あなたも自分のビジネスにおいて「SWOT分析」を行うと
今後のビジネス成功確率も高まります。
是非、「SWOT分析」をマスターされてください
本記事のまとめ
①Strength（強み）②Weakness（弱み）
③Opportunity（機会）④Threat（脅威）
・分析結果で注目すべきは「強み」を「より強みへ」
この記事を書いた人
大阪府河内育ち
「戦略」をこよなく愛し日々勉強と奮闘しています(笑)。経営コンサルティング会社 ⇒採用・教育コンサルティング会社⇒WEB集客IT開発⇒独自のWEBブランディング手法で成約率96％実績達成。
これまでのご支援顧客様は600社以上。趣味はプロレス観戦の２児の父親、大阪在住です。日々zoomで個別相談コンサルティングをしています！